広島ワールド・ピース・プレヤー・ソサエティ・メンバーズ 代表挨拶

 皆さん、おはようございます。
今年も原爆記念日がやってまいりました。主催者を代表して、一言ご挨拶を申し上げます。

 56年前の今日、原爆が投下された場所、ここ原爆ドーム前に集い、犠牲となられた数多くの尊い御霊に対しまして、真の平安を心からお祈り致しますと同時に、輝かしい21世紀の平和な時代の幕開けの年に当たりまして、新たな決意のもとに絶対の世界平和を祈念したいと思います。

 「怨みに報ゆるに徳を以ってす」という真理の言葉があります。すべての事を超え、あらゆる思いを超えて全世界の人達が心を一つに「世界人類が平和でありますように」と、一国一国の国旗を掲げて世界の平和を祈るこのセレモニーがこの地で開催されますことは,何物にも代えがたい深い意義のあることとと思います。

 この広島WPPCは、今回で9回目を迎えます。
今年のWPPCも地元の者と共に全国の心ある方々が中心となって、インターネットも利用して、全世界へ向かって平和の原点でありますこの地から力強く完全平和を発信致します。こうした意義を認めて強力に「後援」してくださる団体がたくさん増えて参りまして、主催者として誠に有難く感謝に堪えないところであります。

 それと同時に今年もまた、日本国内のみならず、世界各地からも、グローバルリンクとしてWPPCを同じ日に同時に開催してくださる団体が数多く名乗りをあげてくださっています。
 特に、ドイツのキール市にはヒロシマという名の公園が戦後早くからできまして、8月6日には平和式典が開催されておりました。

 今年は広島のWPPSのグループの代表がキール市のヒロシマ公園の平和式典に参加することになり、今日はキール市でもWPPCが開催されております。しかも、そのために広島市、キール市の両市長がこのことを祝してメッセージの交換をしてくださっているのです。後で代読してくださると思いますが、有難いことに広島市の秋葉市長から直々に私共にもメッセージを頂戴して、このセレモニーに素晴らしい花を添えてくださっているのです。

 祝辞、メッセージを日本文、英文で数々いただいておりますが、時間内に読み切れず印刷させていただいておりますので、どうぞお持ちになっていただき,読んでくださいますことを希望致します。

 広島と長崎で生き残った、新世紀の21世紀を受け継いでゆく者は、純粋に世界人類の平和を絶叫する資格があります。いやそれは、その人達の責任であり義務ですらあるのです。世界全人類の一人ひとりの心に「世界人類が平和でありますように」という一つの共通の心,一つの共通の言葉が必要であるのです。

 新世紀の初頭の8月6日の今日、ここに私達は「世界人類が平和でありますように」と全世界に向かって声高らかに宣言致します。

 主催者を代表して無限なる感謝を捧げます。
 ありがとうございました。

広島WPPSメンバーズ代表
藤中 浩吉

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