2016年 知覧特攻平和会館 拝観記

2016年8月7日(月)、鹿児島県の南九州市にある知覧特攻平和会館を拝観して参りました。

  • 昨年は山口県周南市の回天記念館を拝観して参りましたが、知覧特攻平和会館もいつかは拝観したい、と思いを強くしておりました。
  • 念願叶えるべく、今年は思い切って広島WPPC終了日の夜、夜行高速バス<期間限定>鹿児島~広島「鹿児島ドリーム広島号」を利用して鹿児島へ行くことを決意しました。
  • 23:00に広島駅新幹線口を出発、翌朝8:28に鹿児島中央駅横の南国交通バスターミナルに到着しました。
  • 鹿児島中央駅9:07の路線バスに乗り、知覧特攻平和会館には10:26着なのですが、その前に、10:19に武家屋敷入口前で下車し、武家屋敷庭園に寄りました。イヌマキ(常緑樹)の生垣や石垣の景観が連なる美しい庭園のあるお屋敷群を散策して参りました。これらのお屋敷で暮らす江戸時代薩摩藩の武家の人々の生活を想像するのは不思議な感覚でした。あっという間に時間が過ぎてしまいました。
  • 武家屋敷入口12:29の路線バスに乗り、いざ知覧特攻平和会館へ。7分で到着。
  • 知覧特攻平和会館の手前には、とても大きな駐車場や飲食店があり、想像していた以上に広い敷地の中にありました。
  • ここ知覧は、昭和20年、本土最南端の陸軍の特攻出撃基地があった地でした。
  • 知覧特攻平和会館の中では写真撮影は許可されておりませんでしたので、このウェブサイトでは写真での解説は出来ません。ご容赦下さい。
  • 昨年拝観した回天記念館同様、20代前後の若い特攻兵士達の遺影、遺書、遺留品、実物大の戦闘機、ビデオ上映等を視聴し、祈り心で拝観させて頂きました。
  • 若い特攻兵士達は、第二次世界大戦の沖縄戦で、この知覧の特攻出撃基地から沖縄に向かって、家族や国のことを想いながら、戦闘機で飛び立って行ったのです。敵艦に体当たりして命を捧げた特攻兵士は、なんと1,036名にも上るというのです。彼らの御霊に深い深い哀悼の意を捧げます。
  • この知覧特攻平和会館は、命の尊さ、戦争のむなしさ、平和の有り難さを再認識するのに、良い場だと思いました。その日、来館していた人々の多くは、若い人達でした。戦争を体験していなくとも、こうした過去の教訓から学んだ若い人達が平和の原動力となっていくことを祈ってやみません。
  • 以下に、館外にあった知覧町護国神社や特攻銅像「とこしえに」、母の像「やすらかに」、戦闘機の写真を示します。また、ピース・ポールも2本発見しました。平和への象徴の地に相応しく有難いことだと思いました。

メニューへ戻る
このコンテンツのトップへ戻る