2015年 「知っていますか…ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」写真展

2015年8月16日(日)、写真展「知っていますか…ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾」を拝観して参りました。
被爆直後から約3カ月間に11人のカメラがとらえたという、現存する貴重な写真フィルムからプリントした作品(約60点、すべてモノクロ)が展示されていました。

  • 展示期間:2015年8月4日(火)~8月30日(日)
  • 会場  :東京都千代田区「日本カメラ博物館JCIIフォトサロン
  • アクセス:東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出入口より徒歩1分
  • 主催  :公益社団法人日本写真家協会「日本写真保存センター」一般財団法人日本カメラ財団
  • 目的  :敗戦後70年とともに、原子爆弾によるヒロシマ、ナガサキの惨状が風化しつつある現状を憂い、歴史的な事実を多くの人たちと共有することで、原子爆弾の怖さを訴え、核兵器のない世界を目指し、世界平和の礎とすること(公益社団法人 日本写真家協会のウェブサイトより)。
  • 写真  :館内は撮影禁止でしたので以下の写真だけの紹介になります。
  • 日本カメラ博物館のJCIIフォトサロンに初めて来館しました。

    日本カメラ博物館のJCIIフォトサロンに初めて来館しました。

    写真展の看板です。

    写真展の看板です。

    JCIIフォトサロンの玄関口です。

    JCIIフォトサロンの玄関口です。

    写真展を拝観後、記憶にとどめるためにこの本を購入しました。この本は展示されていた写真の幾つかが収められています。表側の表紙はヒロシマです。定価800円(税込)でした。2015年9月現在は販売終了になっています。

    写真展を拝観後、記憶にとどめるためにこの本を購入しました。この本は展示されていた写真の幾つかが収められています。表側の表紙はヒロシマです。1945年8月6日11時過ぎ、派出所前に急設された臨時治療所に警察官の応急治療を受けるために並ぶ被爆した人々。

    こちらは裏側の表紙で、ナガサキです。

    こちらは裏側の表紙で、ナガサキです。1945年8月10日撮影で、被爆により流血し包帯を巻いた幼い子どもです。この子の隣にいるお母さんの姿はカットされていますが、親子におにぎりが支給された痛ましい姿です。この姿に戦争体験のない私たちは何の教訓を得て、何をすべきなのか、戦後70年が経った今、深く考える時期に来ているのではないでしょうか。

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