ハワイ 州ホノルル市

 7月30日(日)の午後1時から、ホノルル市のシティ・ホールで開催されたホノルル・ワールド・ピース・セレモニーですが、お陰様で、無事成功裡に終わることが出来ました。応援してくださった皆様方に感謝申し上げます。

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 式は、ホノルル市議会議員のリーン・マンショーさんが司会を担当して下さいまして、臨機応変にその場の雰囲気に合わせた形で場をリードして下さり、とっても素晴らしい流れのものとなりました。

 最初に、右手を胸の上に当てて、アメリカ国旗に対して忠誠を誓う、という儀式(Flag Pledge)があり、それに引き続いて、アメリカ合衆国の歌とハワイ州の州歌を皆で歌いました。これらは、どうもアメリカでは、公式行事の際に、必ず行われるもののようです(私は初めて経験しました)。

 なお、リーンさんの依頼により、デール・セナガさんというピアニストが、セレモニーの間ずうっと、必要なところで音楽を演奏して下さり、また、バックグラウンド・ミュージックを付けて下さいました。とても素敵でした。

 その後、リーンさんの紹介で、私が簡単に挨拶しました。

 ちょっと恥ずかしいのですが (^^;)、一応、以下に私のスピーチ原稿を添付しておきます。

Thank you, Rene, for your introduction.
First, I would like to say thank you for your wonderful support to this ceremony.
My name is Yasuyuki Nemoto. You can call me YASU.
I am a member of World Peace Prayer Society, WPPS.
As you may notice, I am wearing a special HAPPI coat, right now.
What do you see on this HAPPI coat?
You see, the prayer “May Peace Prevail On Earth” is written in many different languages. You can call me a walking Peace Pole.
By the way, it looks like that there are not enough people here to fill up this courtyard. But to me personally, it doesn’t matter how many people are here in this room. What is really important is that YOU are here and that we are going to pray for peace of every country and for the peace of the world. This is very precious, and I am very happy not only because I am wearing this HAPPI coat, but also because we are together.

So I’d like to say “thank you” to every one of you for being here with us today.

The purpose of today’s ceremony is just to pray for peace.
I have been in Hawaii for almost two years, and one of the things I have learned here in Hawaii is that prayer has power. Everything is connected with everything else in this universe, because everything is a vibration as has been proven by Quantum Physics. What you pray for, or what you think inside your heart, DOES matter to everything that happens. So, I believe that our prayer has the power to change the world.

Thank you very much.

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 その後、引き続いて、WPPS理事長の西園寺裕夫先生からのメッセージをこちらで(セシールさんと私で)英訳したものを、私が代読しました。
(※内容は広島へのメッセージと同じです)

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 次にセシールさんがスピーチを行い、簡単にWPPSについて説明してくれました。それに引き続いて、セシールさんからホノルル市へ、6面ピースポールが贈呈されました。

 残念ながら、ジェレミー・ハリス・ホノルル市長は、今回のセレモニーには参加出来なかったのですが、代理として、経済発展局の局長(?)であるマニーさんが出席して下さいました。また、受け取った後にマニーさんは、スピーチをしてくれたのですが、今まで、ブラジルとコロラドで、ピースポールの贈呈式に出席したことがある、とのことでした。また、ミスター・ゴイの思想についても、簡単に触れてくれました。世界平和の祈りの意味についても語ってくれました。平和の思いを抱いている人の回りでは平和が実現する、というようなことも言っていたような気がします。私はとても感心してしまいました。

 さらに広島県人会の会長のトモサワさんによるスピーチが行われました。トモサワさんは、実は、この日の午後はゴルフに行く予定が入っていたそうですが、それを変更して参加して下さったのでした。広島との関係を語ってくれました。

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 そして、いよいよ、WPPCが行われました。参加者は全部で40名弱といったところだったのですが、その場に居合わせたすべての人が旗を持って、セレモニーに参加して下さいました。

 WPPCが終わった後は、Let There Be Peace On Earth と Hawaii Alohaを皆で歌いました。

 すべてのプログラムが終わった後も、リーンさんはサービス精神旺盛で、デールさんのピアノ伴奏で、何曲も歌を歌ってくれました。美空ひばりの「川の流れのように」や千昌夫の「北国の春」などもありました。

 終わった後、リフレッシュメントを用意しまして、私も来てくれた人たちに、いろいろと感想や意見をお聞きしたのですが、皆さんとっても感動してくれていました。ユニティ教会から来てくれた私の友人達は、とても素晴らしいエネルギーだったと言ってくれました。

 会場を片づけながらも、何人かの人たちは名残惜しそうにその場にずっといてくれたりしました。アフリカン・アメリカン協会(ちょっと曖昧)のクララなどは、「あの場に居合わせて一緒に世界の国々のために祈れたことだけでとっても光栄なことでした」という風に言ってました。また、リーンの秘書のリードさんは、「世界には、こんなにたくさんの国があるんですね。私の知らない国もたくさんありました。それに気が付かせてくれました」と言って、感動していました。

 また、ユニティ教会のキャロル・アンは、これまで、たとえばパールハーバーでセレモニーをやるという私の案について、「わざわざ戦争を思い起こさせるような場所でセレモニーを行うのはどうかと思う」というようなことで、基本的にはあまり快く思っていなかったのですが、今回のこのホノルル・ワールド・ピース・セレモニーを経験して、見方が随分と変わったようでして、しかも、12月のセレモニーではどういう風に企画を立てていったら良いかについて、いろんなアイデアが出てきたそうで、それをノートに書き留めてくれていたそうです。キャロル・アンのネットワークは、とっても強力なので、彼女が本腰を入れてくれるとなると、とても有り難いことなのです。

 最後に、リーンさんは自分の愛用の電気自動車の後ろの部分に、May Peace Prevail On Earth のステッカーを貼ったりして、ハワイのWPPS関係者を喜ばせてくれたりしました。
(根本泰行さん)

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